手筒花火の製作

豊川インターネットクラブ


手筒花火は、自らを浄化させ、神社へ奉納する煙火として、伝承されてきた神事です。

したがって、手筒花火は放揚する人自身の手によって、作られます。手筒ホームへ

[竹取り]

手筒の準備は竹取りからはじまる。肉も厚い、真直ぐで

真円い孟宗竹を1mから2m位に切りだす。

[節抜き]

竹の根元を一節を残こして全て節抜きをする。

[油抜き]

節抜きした竹を火に炙るたり、熱湯に浸して竹の油抜きを

する。これは着火した時に火熱により筒が割れるのを防

止するためです。

[縄巻き]

竹に南京袋布等を巻き付け細縄で緊縛し、さらに、その

外側に不動縄と称する太縄で巻き締めて筒作りをする。

[縄巻き]

[カガミ]

”カガミ”といわれる噴出口部分をつくる。桧材が多く使わ

れていたが、最後のハネの際、真っ赤に焼けた桧材が飛

散する恐れがあるので、泥を使用する場合が多い。

(写真はありません)

[仕込み]

火薬の調合。基本的には、硝石、硫黄、木灰、鉄粉の配

合である。これらの火薬は粉末が主体なので、湿気(焼

酎が使われる)を加えながら調合する。

[詰め込み]

火薬を手筒に詰め込むのだが、湿気をもたせて、固く詰

め込むために、夜露を受けながら、放揚日の前夜作業

するのが最適とされている。この詰め方の良否が手筒の

出来栄えを決めるので、細心の注意が払われる。また火

薬に隙間ができると手筒が破裂する危険があるので真剣

勝負でもある。

[ハネ]

噴出後にドンと音を出すハネ粉という火薬を詰め、紙等を

固く丸く詰め、底を土で押さえる。

[口切り]

最後に、火の噴出口をつくる”口切り”をして完成する。

完成品